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国政・国会

看過できない稲田発言 臨時国会召集は当然だ

2017年6月29日

 「それを言っちゃあ、お終いよ」お馴染み寅さんの名文句。6月27日、稲田防衛相は、東京都議選の自民党候補者の応援で「ぜひ当選、お願いしたい。防衛省・自衛隊、防衛大臣、自民党としてもお願いしたい」と支持を呼びかけました。近頃、政治家の驚く発言が世間を騒がせていますが、流石にこの発言はアウトでしょう。

 安倍政権は発言の撤回をもって稲田防衛相を続投させ、不問に付す模様ですが、辞任、罷免に値する発言であることは明白です。公職選挙法では、「特別職を含むすべての公務員の地位を利用した選挙運動を禁止」しており、防衛省職員は国家公務員法で、自衛隊員は自衛隊法でそれぞれ「選挙権行使を除く政治的行為が制限」されています。公務員の政治的中立性の逸脱を促し、認める発言と受け止められても仕方なく、擁護には値しない指弾されるべき発言です。

 この稲田発言しかり、国家戦略特区における獣医学部新設に関した「中途半端な妥協が国民的疑念を招いた。速やかに全国展開を目指し、2校でも3校でもどんどん獣医学部の新設を認めていく」との24日の安倍総理発言からしても、22日に提出した「臨時国会の召集要求」や予算委員会等での「閉会中審査」に政府は応じるべきです。

 第2次安倍政権の看板政策として掲げられてきた「アベノミクス三本の矢」や「女性活躍」、「1億総活躍」に続き、今度は「人づくり革命」を経済政策の重要な柱とする考えを明らかにした総理ですが、総括・評価抜きに看板の掛け替えを繰り返す政治手法に対しての有権者の眼力が問われてもいます。

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