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国政・国会

2020年度予算審議参議院へ

2020年3月5日

 2020年度予算案の2月28日の衆議院通過を受けて、参議院予算員会は2日から安部首相と全閣僚が出席し、基本的質疑に入りました。予算案は憲法の規定により、参議院で採決が行われなくても、年度内に成立しますが、「新型コロナウイルス」の感染拡大防止策として、首相から全国の小中高校や支援学校の一斉休校の要請が、関係省庁間の周到な準備もないまま首相から発せられ、日本国中が大混乱に陥りました。新年度予算にはコロナ対策費が含まれておらず、野党は予算の組み替えを要求しています。また、民主党時代に作った「新型インフルエンザ等対策特別措置法」に、新型コロナを加える内容の改正案の早期成立が見込まれます。

 しかし、安倍政権の暴走は目にあまります。「桜を見る会」について、安部首相の説明を裏打ちする確かな文書は、一向に示されません。東京高検の検事長の定年問題では、延長を可能にした法解釈の変更をいつ決めたのか、政府の答弁(森法務大臣が一番酷い)は無茶苦茶です。より深刻なのは、政府による今回の恣意的といえる解釈変更が、唯一の立法機関と憲法41条が定める国会の権限を政府が不当に奪うことになる事です。さらに検事長という立場を考えると、三権分立の原則を壊す重大問題です。

 「意味のない質問だよ」という安倍首相のヤジも酷い。憲法63条は、答弁や説明のために国会に出席を求められた時は首相や閣僚は出席しなければならないとあります。誠実に答弁するのは当たり前の事です。野党の質問は行政監視としての最高の手段です。これを否定することも憲法上の問題です。

 「集団的自衛権の行使」についての歴代内閣の9条解釈の一方的変更、森友学園への国有地売却にかんする公文書の財務省職員による公文書改竄、存在しないとされていた、南スーダンPKO派遣時の、陸上自衛隊の日報が存在していた問題、「桜を見る会」招待客名簿データが、野党議員が質問をすると通知した約一時間後にシュレッダーにかけられた公文書の管理等々、安倍政権は統治の秩序を悉く壊しているように見えます。政権中枢が法治国家として当然の手続きを無視することで、それを忖度する官僚が後始末に翻弄される異常事態です。

 「新型コロナウイルス」のダイヤモンド・プリンセス号への対応、そして唐突な首相自らの一斉休校の要請等、同郷の加藤厚労大臣、橋本厚労副大臣のご苦労には頭がさがりますが、安倍政権への信頼度が一連の統治への秩序破壊により、大きく損なわれています。我が国は大きな危機に面しているとの覚悟のもと、国会活動を行う決意を新たにしています。

 皆さん時節柄、新型コロナウイルスのみならず、インフルエンザ、花粉症等々ご自愛ください。

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